こんにちは、設計の佐脇です。
7月30日に長野中部で地震がありましたね。
近くで地震があると我が家は大丈夫?といつも思います。
そのために耐震性は高いものにしたいです。
耐震と言う言葉は、家を建てたことが無い人でも、よく聞く言葉では無いでしょうか。
読んで字のごとく「地震」に「耐える」と言うことです。
ですから、耐震性能と言えば地震に耐える性能の事を指しますし、
耐震等級と言えば、「地震に耐える」ための等級と言う事になります。
耐震等級と言うものは、そもそもお施主様に分かりやすく建物の性能を表現できるように制定されたものです。
なので、例えどこかのハウスメーカーの標準が耐震等級2だからと言って、
施主側が必ず耐震等級2で建てる必要はなく、
耐震等級1にしたい、3にしたいなどと言う事は、本来施主側から伝えるべきものなのです。
だから、「耐震等級のことはよく分からない」などと言って、業者任せにするのでは無く、
お施主様自身が、「耐震等級とは何か」。と、言うことを把握して、
「このような場合はこういう耐震性能なんだ」と、納得して建てられるようにすべきです。
実際に、耐震等級の概要が分かってくると、
「予算を掛けても、安全な確率が高い方にしたい。」などと言うことが、ある程度判断出来るようになり、
より納得した家づくりが可能になります。
もちろん、耐震等級について全ての事を把握すると言うことには無理がありますので、
専門家の意見は参考にすると良いのですが、
最終的には施主であるあなたの希望を伝えることが大切です。
下記サイト『地震ハザードステーション』も大変参考になります。