注文住宅の耐震力は建築基準法で大丈夫?

皆様 はじめまして! 設計の石原と申します。

これから私もこの場をお借りして皆様にいろいろと情報提供していきたいと思います。宜しくお願い致します。

さて先日、会社で「今年の抱負」は何にしますかねぇ?という話の流れになりました。

そこでプライベートでも気が利く人 → 出来るヤツ →→→ カッコイイという安易な考えになり、結果、「先読みして段取りをする」事にしました!!

これを1年・5年・10年と積み重ねた人と、積み重ねていない人では、かなりの差が出てくるのではないでしょうか?受け身にならないように意識して行こうと思っています。みなさんの今年の抱負は何ですか??

 

さて、先日、お客様との打ち合わせの中で、耐震等級3というキーワードが出てきました。耐震等級3とは何か?

なんとなく地震に強いというイメージは持っているけど、具体的な内容はイマイチという方もいらっしゃるのではないのでしょうか。

そこで今日は、耐震等級3について簡単に説明します。

耐震等級には、1~3があり、耐震等級1は建築基準法の通りの構造設計であり、耐震等級2は耐震等級1の1.25倍、耐震等級3は耐震等級1の1.5倍の地震力に対して人命を確保する事を原則としています。

現在、日本で建築物を建築する場合は最低限のルール『建築基準法』を守る必要があります。その基準は震度6弱以上(6弱・6強・7)の地震力に対して建物の変形(柱が傾く等)はOKですが、全壊(ドリフのコントみたいに壁がパタパタ倒れる等)はOUTと言う事を建築基準法で言っています。掻い摘んで言うと、人命は最低限確保しましょう、という事です。

なんとなく不安な感じですよね。やっぱり耐震等級3は必須で計画したほうが良さそうです。